特許をとろう?

2004年10月12日 お仕事
 皆さん、こんにちは。山本美孝です。

 何か優れたアイデアを思いついたら、特許出願を検討しましょう。

 まず、大勢の人がいる場所で出願が終わっていないアイデアを書いたり、話してはいけません。出願をすませてからにしましょう。

発明すると会社を作りたくなります。しかし、権利化され、儲かりそうな見込みがあってから、始めても遅くないです。
 よく、「有限会社の作り方」といった本に書いてるでしょ。自力でそういう本を見ながら作れば良いと思います。行政書士や司法書士に依頼すると高いですから。

 (1)特許調査をしよう

 そのアイデアが特許を受けられるかを特許調査する必要があります。過去の技術………公知例を知らないと自分のアイデアが新規なのか、進歩性があるのかが判断できないからです。

 弁理士に頼むと特許調査料金だけで、最低でも5万円は取られます。

(2)出願

  出願する時に、特許印紙は2万1千円でいいんだけど、
 弁理士に支払う手数料を考えると、1件出願するだけで30万円くらいは必要です。私は多少、経験がありますので、自力で明細書を書きました。

(3)審査請求

 特許庁の審査官に特許になるか否かを審査してくだい………という依頼をします。
 審査してもらうのにも特許印紙が必要です。

(4)登録に値するものならば、登録査定になります。\(^o^)/

  但し、いわゆる年金を納めなければいけません。

(5)詳しくは http://www.jpo.go.jp/indexj.htm

ここを見て勉強してみてください。

P.S.
PCT出願………特許協力条約に基づく出願

国際特許はないです。各国毎に特許を取得する必要があります。
ただPCT出願というのをすると一度に多数の国において特許を出願することができます。
言っておきますが、PCT出願するのなら、相当の費用が必要です。
別にPCT出願しなくても、アメリカならアメリカ、ドイツにならドイツへと個別に出願することもできますが、PCT出願をした方が好ましいです。

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