著作権の私的利用

　皆さん、こんにちは。山本美孝です。

　最近はインターネットでソフト(音楽やゲーム)が流通するという嘆かわしい現状があったが、Winny開発者の強引な逮捕(法解釈的に強引w)で、少し沈静化の動きを見せている様子だ。

要するに私的利用もデジタルで行うには「補償金」を支払う必要があると読める。現に、一枚が30円に満たないCD-Rだが、音楽用CD-Rだと100円を超える。その差額の70円が「補償金」として扱われるのだろうか………よくわからないが、たぶんそうだと思う。

★参考URL

http://lala.zive.net/Copyright/Copyright_1.html

特にここの私的利用に関する件(私的使用のための複製）が引き合いに出されることが多い。

第三十条 著作権の目的となつている著作物（以下この款において単に 「著 作 物」という。）は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること（以下「私的使用」という。）を目的とする場合には、公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器（複製の機能
を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。）を用いて複製するときを除き、その使用する者が複製することができる。

2 私的使用を目的として、デジタル方式の録音又は録画の機能を有する 機 器（放送の業務のための特別の性能その他の私的使用に通常供されない特別の性能を有するもの及び録音機能付きの電話機その他の本来の機能に附属する機能として録音又は録画の機能を有するものを除く。）であつて政令で定めるもの により、当該機器によるデジタル方式の録音又は録画の用に供される記録媒体であつて政令で定めるものに録音又は録画を行う者は、相当な額の補償金を著作権者に支払わなければならない。

作成日: 2004年10月9日（土）