皆さん、こんにちは。山本美孝です。

 インターネットが普及して、皆が電子メールを使う時代になりました。しかし、非常識なメールが来て、閉口することはないでしょうか。
 オンラインソフトを公開していると、知らない方からメールをいただくことが多いのですが、中には芳しくないと感じられるメールがあります。

★HTML形式のメールを送信する非常識
 メールの基本は「テキスト形式」です。用件を簡潔に伝えれば良いのですから、よけいな文字装飾や絵は不要です。しかし、「HTML形式」でメールを送る人が絶えません。
 Outlook Expressでは、初期値が「HTML形式」なので仕方がない一面はありますが、困ったものです。「ツール」→「オプション」→「送信タブ」で、「テキスト形式」に切り替えましょう。

★添付ファイルをつける非常識
 ブロードバンドの時代になったとは言え、未だに遅い環境の人もいます。添付ファイルをつけて送る(とりわけ大きなサイズを送る)のは非常識です。
 ウイルス感染している場合、添付ファイルの形でウイルスがついてきます。「もしかしてウイルスかも」と思われる恐れもあります。データを見てもらいたい場合、添付ファイルではなく、自分のホームページに配置し、そのURLを連絡するのがお奨めです。

★自衛策
 受信する側では自衛策をこうじましょう。例えば、Outlook Expressなら、メッセージルールで対応します。「添付ファイルがある場合、サーバーから削除する」ようにします。
 今、流行しているコンピューターウィルスの多数は、メールに添付されたバイナリファイルを実行することによって感染します。ウイルス検知ソフトを入れていても、未知のウイルスなら感染する危険がないとは言い切れません。添付ファイルがある場合は削除するのがもっとも安全です。

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